24時間営業ジムとして有名なエニタイム(エニタイムフィットネス)とチョコザップ(chocoZAP)について、12の項目で比較してみました。
エニタイムとチョコザップは24時間ジムとしてよく比較されますが、サービス内容や料金、ターゲット層などはかなり異なります。
エニタイムにしようか、それともチョコザップにしようか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
24時間ジム・チョコザップ(chocoZAP)とエニタイムを12の項目で比較!
チョコザップはライザップが監修しているコンビニジムで、2022年に開始されたばかりのまだ新しいフィットネスジムになります。
それに対して、エニタイムはアメリカ発のフィットネスジムで、47都道府県すべてに店舗を出店しています。
もし、エニタイムとチョコザップでなかなか決められない・・・という方には、まずはチョコザップをおすすめです。
月額料金も月額3,278円(税込み)と格安で、服装自由・土足OKで、誰でも気軽に始めることができます。
チョコザップとエニタイムを比較
まずは、12の項目を表にして比較してみます。
チョコザップ | エニタイム | |
---|---|---|
初期費用 | 5,000円(税込み) (入会金3,000円+事務手数料2,000円) | 5,500円(税込み) (セキュリティキー発行手数料) |
月額料金 | 3,278円(税込み) | 7,000~10,000円(税込み) ※店舗により異なる |
営業時間 | 24時間 | 24時間 |
スタッフ・トレーナーの有無 | 無人 | 有人 ※夜間は無人 |
店舗数 | 1,000店舗以上 ※2023年9月末時点 オープン予定含む | 1,000店舗以上 |
他店舗利用 | どの店舗を利用してもOK | 利用可 |
シャワー | なし | あり |
トイレ | あり ※一部店舗に無し | あり |
フリーWi-Fi | 利用可 | 利用可 |
マシン・機材の種類 | 少ない | 普通 |
向いている人 | 初級者 | 初級者~上級者 |
見学・体験入会 | 不可 | 店舗による |
初期費用・料金
チョコザップは初期費用5,000円、月額料金が3,278円(税込み)となっています。
エニタイムでは入会金はかかりませんが、「セキュリティキー発行手数料」という名目で5,500円が初期に掛かります。
また、エニタイムの月額利用料金は会員登録する店舗によって異なります。
各店舗を一通りチェックしてみましたが、大体7,000~10,000円の間が多いようです。
営業時間
チョコザップもエニタイムも、共に24時間営業のフィットネスジムです。
その為、いつでも自由に利用できます。
スタッフ・トレーナー
チョコザップは全店舗スタッフもトレーナーもいない無人ジムです。
それに対して、エニタイムは日中はスタッフが滞在しています。
滞在時間は店舗によって異なっていますが、大体10:00~19:00くらいが多いイメージです。
店舗数
チョコザップは、現時点で1,000店舗以上(※2023年9月末時点、オープン予定含む)設置されています。
それに対して、エニタイムの店舗数は1,000店舗以上となっていて、現時点では大きく開いています。
ですが、チョコザップはまだ新しいサービスで、2025年には2,000店舗まで増やす予定とのことです。
因みに、エニタイムはアメリカ発祥のフィットネスジムで、全世界に5,000店舗あります。
上記の1,000店舗というのは日本国内のみの数となっています。
他店舗利用
まず、チョコザップは、特定の店舗への所属というものはなくて、全国にあるどの店舗を利用してもOKです。
それに対して、エニタイムは、特定の店舗への登録が必要になり、登録する店舗によって月額料金が変わってきます。
ただし、所属している店舗以外の店舗を利用することもできるので、そこは安心してください。
また、エニタイムの場合には世界中に5,000もの店舗があり、海外の店舗を利用することも可能です。
シャワー・トイレ
チョコザップは格安ジムになっており、基本的には何時間も滞在してトレーニングをすることを想定していません。
その為、どの店舗にもシャワーを設置されていません。
また、トイレを設置していない店舗も一部あり、その点では少し不便です。
ですが、エニタイムでは、全店舗に個室シャワールームが完備されており、トイレも設置されています。
マシンの比較
チョコザップに設置されているマシンは、基本的に初心者でも扱えるものばかりになっています。
フリーウェイト系の機材は一切置いていなくて、ダンベルやバーベル、ベンチプレス、スミスマシンなどを利用できないです。
その為、チョコザップは筋肉をしっかりと付けたいという方には不向きとなっています。
それに対して、エニタイムはフリーウェイト系の機材も置いてあります。
上級者向けのマシンも揃っていて、初心者から上級者まで利用することができます。
ただし、設置してあるマシンや機材は店舗によって異なるので、詳細は各店舗ページでチェックしてください。
見学・体験入会
チョコザップでは、事前の見学や体験入会はできません。
店舗にスタッフが滞在しておらず、店舗への入館も会員専用のQRコードが必要になります。
その為、会員以外は店舗へ入ることもできず、見学は不可となっています。
エニタイムに関しては、店舗ごとに対応が異なるようです。
事前見学や体験入会を希望される方は、まずは店舗へ問い合わせてみてください。
チョコザップが向いていない人・向いている人
チョコザップが向いていない人
・フリーウェイト系の機材を利用したい方
・スタッフやトレーナーのいるフィットネスジムを利用したい方
・シャワーのフィットネスジムを利用したい方
チョコザップは、基本的に初心者向けのフィットネスジムとなっており、上級者には向いていません。
フリーウェイト系の機材を置いていないので、特にガチ勢と呼ばれるような方には不向きです。
また、シャワーが無く、トイレのない店舗もあり、フロアが狭い、といったデメリットがあります。
スタッフが滞在していないので、清掃が週に数回しか行われないというデメリットもあります。
こういったデメリットを許容できない方には、向いていないです。
あくまで、月額3,278円という格安で利用できることが最大のメリットで、テナント料・人件費などを抑えるために余計なモノはかなり省かれています。
チョコザップが向いている人
・ガチ勢のいない環境でトレーニングをしたい方
・1時間以内でサクッと体を動かしたい方
・格安料金で利用したい方
・セルフエステとセルフ脱毛を利用したい方
チョコザップが向いているのは、ジム初心者の方や、ダイエット・運動不足解消のために体を動かいしたいという方です。
また、余計な設備はいらないので、月額3,278円という格安料金でフィットネスジムを利用したいという方にもチョコザップはピッタリです。
月1万円でも私のような庶民には大きな金額なので、この金額で利用できるのは本当にありがたいです。
さらに、セルフエステやセルフ脱毛を設置している店舗もあり、中にはゴルフスペースを設置している店舗もあります。
特に、セルフエステやセルフ脱毛は人気が高く、こういったサービスを利用したい方にもおすすめです。
エニタイムが向いていない人・向いている人
エニタイムが向いていない人
・スタッフやトレーナーのいないジムで気軽にトレーニングをしたい方
・ガチ勢がいない環境でトレーニングをしたい方
軽く運動したい方には向いていないです。
初心者の方でもこれからがっつりと体を鍛えたいという方にはおすすめですが、ダイエットや軽く運動したいという方であれば格安のチョコザップで十分です。
それと、いわゆるガチ勢と呼ばれる方がいると、どうしても気になってしまいますよね。
特に隣で大声を出されると、女性は怖いですよね。
そういった方も、やはりエニタイムよりもチョコザップの方がおすすめです。
エニタイムが向いている人
・トレーナーがいるジムでしっかりとトレーニングをしたい方
・海外でもトレーニングを行いたい方
初心者の方でも、トレーナーがいるジムでしっかりとトレーニングをしたいという方にはエニタイムが向いています。
また、フリーウェイト系の機材も揃っていて、エニタイムは上級者の方にもおすすめです。
それと、エニタイムは海外にも店舗があり、そちらを相互利用することもできます。
例えば仕事や旅行などで海外へよく行かれる方には、その行先にエニタイムの店舗があれば便利にですよね。
最後に!
エニタイムとチョコザップを12の項目で比較しながら違いをまとめてみました。
エニタイムは日中だとスタッフやトレーナーも滞在しており、初心者の方でも安心して始められるフィットネスジムになっています。
ですが、チョコザップと比べると月額料金が倍以上違うので、格安料金で利用したいという方には向いていないです。
逆に、低予算で気軽に体を動かしたいという方にはチョコザップが最適です。
スタッフもいないですし、筋肉ムキムキのトレーニング上級者もほとんどいないので、ジムデビューの方でも気兼ねなく開始できます。
どちらのフィットネスジムにも、良い所・悪い所はあり、迷われている方も多いと思います。
その場合には、当記事も参考にして頂ける幸いです。
ですが、それでも迷われる方は、まずは格安ジムのチョコザップから始めてみるのがおすすめです。
それで物足りなくなったらエニタイムへ!
といった利用の仕方でもいいと思います。